神戸大学大学院 医学系研究科健康科学専攻
看護学講座 精神看護学分野

研究テーマ

発達障害や発達に課題をもつ子どもとその親への支援に関する研究

 ペアレント・トレーニング(「Parent・training」)は発達障害支援の一つで、子どもの問題行動等で子育てに悩む養育者の方に、子どもへの対応方法を提供する行動療法に基づくプログラムです。本トレーニングでは、養育者の方と支援者が話し合いながら、子どもの行動の意味を考え、子どもへの対応の工夫を重ねていきます。
 研究では、ペアレント・トレーニングプログラムの改良とその効果検証を行っています。また発達障害等の子どもの通う学校や園の先生方を対象に、ティーチャー・トレーニングの実施とその効果検証に関する研究を行っています。
 その他、子どもを対象にしたソーシャルスキル、問題解決スキルに関する研究を医療機関の他にも保育所や学校など地域で実践し、その効果検証をしています。

精神疾患をもつ人の家族・子どもに関する研究

 精神疾患をもつ人の家族や子どもの立場の方々の経験や心理的体験に焦点を当て、その内容やニーズに応じた関わり方を検討するための研究を行っています。

認知行動療法の普及に向けた研究

 様々な疾患・困りごとに対する有効性が示されている認知行動療法の普及を促進するために、オンラインプログラムを用いた認知行動療法の効果検証を行う共同研究に取り組んでいます。また、看護領域における普及にも目を向けて、認知行動療法の実践経験をもつ看護師の方を対象にインタビュー調査を行い、多忙な看護師が認知行動療法を日常臨床で実践する上で直面する課題やその対策を明らかにするための研究に取り組んでいます。

精神科病棟看護師を対象としたタイムスタディ

 精神科看護師に求められる専門性を発揮するための適切な人員配置などを検討するために、精神科病棟に勤務する看護師がどの業務にどのくらいの時間を使っているのかを可視化するためのタイムスタディに取り組んでいます。

PAGE TOP